>>441ダーフィト!よし!戻れたな!![声が届けば、いつもの敬語もすっかり抜けて声に応える。目の前の敵兵を切り付け、氷の上に沈めながら、殊更に大声を上げた。]後で、聞きたいことがある!!絶対に、そこで死んだりするんじゃないぞ!![記憶に残る風景。淡い雪の様な甘く繊細な砂糖菓子の並んだ食堂。生徒会の集まり以外で姿を見かけた時、彼は常にそこにいた。……甘い物と共に生きているような、彼の「親友」と共に。氷の橋を駆け抜ける騎馬を思い出し、ふるりと首を振った。]