[ まさか、今、海賊団に入っているとは思ってもいない。 それも、ナネッテが 「海賊だから」と一言で切り捨てられない 気持ちの矛盾と葛藤の残る、 グルトップ号の特攻隊長だ、なんて。 きっともう、>>372 泣いたりしないんでしょうね。知ったなら、どこか寂しく、どこか切なく、どこか頼もしい。そんな気持ちになったかもしれないが。あの日から、持ち歩くのか常になった飴玉をひとつ。ぽん、と口に放り込んだなら。 それは、酷く甘ったるい味がした。 ]*