[続く言葉のほうが、アレクシスを動揺させるのに足り得た。] ええ…… そうですね。 蜜を吸うばかりの、力にもならない官僚貴族なんて、 私個人はどうでも良いのですがね……。 然し、そのどうでもいい彼等と良いお付き合いをしている以上、 本当は、私も取りたくない行動ではあります。 だからこそ、貴方とは円滑にいきたいのですがね。[曲刀から逃げることもせず、素直に吐露した。] いかがでしょうか。 では、貴方が望む条件というものがあれば、出来る限り御受け致しましょう。