― 洞窟内基地 ―[周囲を見回しながらの歩みが、ふと、止まる。理由はひとつ、足音隠す事無く移動する気配>>455を感じたから]…………。[表情が険しさを帯び、短刀の柄を握る手に力が篭もる]あまり、芳しいものは感じないが。……行かんわけにも、行くまいな。[そんな呟き一つ、落として。足音の主を追うように開けた空間へと移動した]