[ かつて、見たいといった自分に美しい花々や、 花冠をくれた少女を、睨んで>>433。 自分だけがテレパスを使えず、母星でも仲間外れ。 ずっとずっと独りで、寂しかったと。 語ってくれた彼女の境遇を、ふっと思い出す。>>435 人狼の子なのに人狼になれない、 失敗作で独りぼっちの自分を、多分、少し重ねたからか。 飾ってくれた青い花のような、深い色の孤独に、 胸が酷く痛んだ。 ]