人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

[タクマの視線は、厳しく。
その瞳の奥には、歴戦の血と炎が垣間見えた気がした。]

 ……正直に言うなら、怖い気持ちも勿論あるよ。

[それには穏やかに、けれども真っ直ぐにヘーゼルの色を向ける。]

 僕はタクマさんみたいな強い力も、
 ゲオルグおじさんのような皆を率いる力も無い。

 でも―――……  
   我が子戦艦を見送るばかりじゃ、嫌なんだ。//

(459) 2015/11/04(Wed) 23:02:31

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