[大河も飲み終わり、音羽の瀧を後にしながらお互いに願ったことに照れて肘を打ち合い。時計を確認すれば焦りが功を奏したのかまだ時間はある。と言っても、他の観光地には行けないが土産を見られるくらいだった。]なあ、ちょっと土産見て行こうぜ。[離れたばかりの肘を、また引っ張ろうとして。ずっと掴んでいたせいで形の変わったそこをはにかみつつ撫で摩ると手を握ろうかとその左手を見下ろしたが。結局は照れが勝って袖を掴み、土産屋の方にと先導した。]