人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 琉璃 ガートルード

[肌に心地よい空気を、冷と裂いた一条の旋風>>442
庇う腕に収められ、濃淡なす互いの赤髪が舞い散り、一色に溶ける]



  ッ、幸兄、お願い動かないで…、痛い、

[細やかに絡み合い、僅かでも引き剥がそうとすれば
激痛を訴える縺れは、双子の定めを示す縁のごとく。
兄が身じろぐ痛みに薄ら涙を滲ませ、くいと裾を引き留める。

――そこまでだ。と颯爽と空気を破り、
何処からともなく現れたのは、自称仏僧Tさん>>444

曰く、其れは呪詛の一種であり、力尽くで対処すべきものではない。
身に宿す五行の属性なるもの、加護の力に委ねるべきだと。

互いが具える属性までに渡る懇切丁寧な伝授に、静かに頷き]

(458) 2014/10/25(Sat) 15:14:48

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