人狼物語−薔薇の下国

65 ルー・ガルー OROCHI


潜入員 レト

[乾いた木材やマストの切れ端を雑多に積み上げると、手慣れた様子で火を起こす。
片手にはこれまた奥にあった木箱から拝借したワイン瓶。
おいでおいでと手を振る。]

 イングリッドは一緒じゃないの?

[当たり障りのないことから問いかける。
少し若く見える彼の記憶はどうなっているのか。
もしもタイガが学院にいた当時の状態ならば、当時の自分は髪が長かったあたりが大きな違いだろうが、その他の経年変化はそう大きくはないだろう。果たして彼は違和感を認識するのか。
タイガの声は、脳裏に響いてくる中にはなかった。ということは。
ひそかに観察する。]

(458) 2013/09/23(Mon) 21:41:31

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