――帝国前進拠点――[ほどなくして拠点へと辿り着けば、救護兵を呼び、ソマリの手当を任せる。自身も返り血を拭い、疲労した身体を引きずって、執務室へと向かった。] ……………………はぁ。[すぐさま近習に紅茶を入れさせたが、ティーカップを持つ手も重かった。]