[と、アイリがいち早く、地を揺るがすどよめきを指摘する。滑走路の彼方に、軍団が並んでいた。>>334>>335] ああ、確かに友好的ではなさそうだね。 …っと、その弓一張りで対抗する気か。 剛毅な。[アイリの構えを見て、手を伸ばす。>>451] ──あれの相手はわたしがしよう。 ただし、今、説明した乗馬の勝負、わたしが勝ったら、君《アイリ》は一時、わたしの指揮下の援軍となってもらうというのはどうかな。 あれとの戦いのね。 ──受けてくれるだろうか?