人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

[視界の端では、広場に集まった民衆が武器を手に取るのが見えた>>370
つい先程までは何も手にしていなかった筈の民が、
熱に浮かされた眼差しで、鎮圧軍に牙を向けている。

巫女姫から、民への攻撃は厳禁と申し付けられているだけに
兵が彼等へ向ける剣先の勢いはどうしても鈍る。
そんな光景が、広場のあちこちで見受けられた。

チッ、と舌打ちするステファン。

元はといえば、軽率な自身の行動>>408が招いた事態であるのだが、本人はそれに気付くことなく。
ただ素直に、命を実行しようとしたのだからと盲目を是としている]

(457) 2015/03/08(Sun) 23:50:18

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