―少し前―
[自分を探しにいったのではないかというのに、難しい顔をする。
彼の性格ならそれは大いにありえそうだ。
一回浮上した>>448のに、また落ち込んだような声>>449に変わり、目尻を下げる。]
……もし、ブルーム曹長を見掛けたら、退艦するようにと言っていたことを伝えてください。
私はまだやることがありますので探す必要はないですよ、と。
[落ち込んだ様子のタラクト一等兵を見て自嘲気味に笑う。]
こんな時に人の不安を払拭できないなんて、私はダメな軍医ですねぇ。
でも大丈夫ですよ。船は沈みません。
だから貴方も落ち着いて退艦しましょうね?
[そう言うと優しく頭を撫でた。]