― 城館前 ― >>453
[鎖の先端を制御しきれないフリをして、のたうつ蛇で自身の身体を少し削る。じわ、と、腕に朱い染みができるが、傷口はすぐに消え去って。]
―――っ!!
[鎖の制御に集中したため、投擲された石には近づくまで気付くことができずに、右目の瞼を切る形になった。]
(…………どうにかして消耗させないと)
[ダーフィトへと迫る鎖に同調するように、地を蹴り距離を詰め―――…銀手で自身の左肩からのあたりから前方へ振り下ろすような一撃を。
昏倒させる気は毛頭ない。体勢を崩せればめっけ物、銀手で触れることが主目的*]