─ クレイエラの森 炭焼き小屋 ─[時折短い休息を挟みながら、私達は森を目指し馬を進める。ジーク殿が言っていた炭焼き小屋へと辿り着いたのは、もう陽が暮れる頃となっていた] ここか。[愛馬から降り、今夜の宿場となる炭焼き小屋を見遣る] ……………[上等とは言えない建物の造りに、あまり良い印象を抱いていないと言うのは顔に表れていた。ここ以外に屋根のある場所な無いようだから、口から文句は出さなかったけれど]