― ブラバンド北 ―
[騎士団の正規軍のうち、金属鎧に身を固める重槍兵が500、これがまず中央前方に位置する。
その後ろを軽歩兵及び弓兵が1500。
ここに、貴族の私兵と民兵が6000が混じることになる。
その割合は、ほぼ半々といったところ。
武器はばらばらで、長剣から両手もちの剣や斧などなど、ほとんどが抜き身である。
民兵のうち、武器の代わりに円盾が支給されているものが100。
これは前方に配置され、矢を射掛けられたら防がんと大きな盾を構える。
左右には騎兵を1000ずつに分けて配置、遊撃を行える位置にある。
相手の野営と、簡単なバリケードが設置されているのが遠目に見える位置>>393。
丁度相対し睨みあう場所に、王府軍は布陣を敷いた]