……次で109戦目だな。[何ということもないかのように返す。>>341再び相手に据える緋には、憂いや失意こそあれど、敵意はない。その代わり、対戦の数を過去形にはしない。決着をつけさせてやれなくした、と、どこか乾いたその声には、淡い微笑を返した。いい、とも悪い、とも言わず首を振った。]