[偽物の可能性を示されるのは、仕方のないことだ――と割り切ることにする。
自分とてこの中の誰かが、ただの占い師として名乗り出ていれば、
偽物かもしれないと、口にしていただろうし]
……うん、もしも、って思って一人占った。
[ヨアヒムに問われ、ゆっくりと頷く。>>421
その結果が“人間”と出たことは、もはや捻じ曲げようがない。>>90
人狼を見つけたのであれば、すぐに言っていないとおかしいことくらい分かるのだから。
そういえば、ヤコブは既にそのことに気付いていたようだった。>>398
自分が名乗りをあげたことに関心しつつも、
まだ人狼を見つけられていないことに少なからず落胆し、では誰が――と考えこむ。
そんな、“ただの村人”たる振る舞いをしているように、見えていた]