ま、確かに、いないヤツの話とかしてても、キリ、ないよな。……俺としても、世間話するために、ここに来たワケじゃねーし。[浮かんだ笑み>>440に、こちらも微か、笑みを浮かべる。緋色の様子に、褐色は僅か戸惑うように紫紺を瞬くものの。その色が少年の瞳に移り、生母譲りの淡い紅を押し隠すにあわせて、その色は消えて]