人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


騎士 ヤコブ

― 夕刻 ―

[日が暮れゆけば、作業していた街の人々は帰され、
陣を敷いた騎士団たちの緊張も上がっていく。
ヤコブはといえば、三隊に分けた歩兵の中央最前列に、いた。

もちろん猛反対をくらったが、これは譲れないと押し切った。]

 俺みたいな若造が後ろからあれこれ言ったって納得できねえだろ?
 一番前に立って、引っ張っていかなきゃ誰もついてこねーよ!

[主張を繰り返した挙句、反対するなら軍なんていらないから、今から一人で門に行くと脅してまでの配置だ。
結果的に、中央の歩兵部隊は精兵で固められることとなった。]

(454) 2014/04/01(Tue) 22:42:53

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