[ 第四エリアで、倒れていたのは、一人の少女。
Nルームにすでに二人。
ドロイドの暴走に巻き込まれたのだと知ったか。
覚束ない様子に、思わず手を貸して。>>406
ドロイドが襲ってきたならば、撃退しよう。
アンドロイドの鳥は、その場に飛んでいただろうか。
本物のように動くその鳥を、コクーンの蓋へと止まらせて。
優しい手でその羽を擽った。──動物には、優しい。
安らかな眠りを祈った後のミーネが、ありがとうございました!と立ち去ろうとする。>>408
だから、少し、気が抜けた 抜いてしまった
─── その途端。
痛む瞳、赤くなる視界。>>392]