[言外に、ハールトは捨てると明言し。ヴェルザンディから借り受けた者達の中でも、特に聡そうな者を1名選出し。水晶の破片を手渡すと、軽く魔法を掛け]……よし、これでいい。私からお前の場所はこれで解る。私はこれより<透明化>の魔法を掛けてハールト方面へ向かい、連中の戦力と作戦を確かめる。お前たちはまだ、我が軍の勝利のために必要だ。その生命をまだ投げ捨てるべき時ではない。私が戻るまで生き延びろ、良いな。……作戦を遂行せよ![指示を残し、単身ハールトへ]