人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


特務大佐 シロウ

― 3年前・公国軍務大臣公邸 執務室の窓の外 ―

[物音ひとつ立てずに壁を素足で駆け上がり。
目的の部屋を窓から覗き込めば、ちょうど護衛官>>411らしき人影がドアを開けたところだった。

護衛のひとりやふたり、居ても構わず目標を暗殺する自信はある。
だができれば余計な死人は増やしたくない、というのが本音で。

書類を机に置いたその男――教官時代に見覚えのあった褐色の肌から、ベリアンであることはすぐにわかった――が部屋を出て行けば、軍務大臣一人で済むからと様子を見ていたのだが]

 あ。

[窓辺に下がったベリアン>>412と、目が合ってしまった>>413]

(453) 2013/06/14(Fri) 00:41:40

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