― 回想・101号室付近 ―[踵返そうとした瞬間、カタリナの指が伸び、男を止める。]んっ?どうした……?[謝る言葉、あの時もルゥ兄の呼び名と謝罪がセットだった、なんて思い返しながら、離れる指を引き止める事はなく。 代わり、カタリナの頭をぽふ、と右手で撫でた。 家に帰りたいと泣いていた>>0:205、小さなカタリナにしていた様に。]私の心配はしなくていい。ちょっと疲れてるだけだから。だから……カタリナも、無理はしないように、な?