[団旗の輝きは、騎士団中央部より動かない。
騎士団の夜の目は、探索などに優れた目を持つ魔道の使い手たちであり、前線の様子を聞いてから口を開く]
[何も言わなくても、騎兵の突入を助けるよう、狙い目に矢を打ちこんでくれる弓兵らがありがたい]
歩兵部隊、突撃準備
リンドブルム卿が穴を空けたら即座に喰らい付け
[セオリー通りの指示の後に]
隊長には、一当たりした後、ゆっくり後退と伝えてくれ。
相手は勝手に前進してくる。前進してこなかった場合はもうひと当て。釣りの要領で頼む。
[敵の第一陣の後退はさせない。餌をぶらさげる。
――犠牲を心配するヤコブの意見が耳に蘇るも、ソマリアードとして鉄面皮を貫く]