『親愛なるアレクシスへ北のほうはまだ寒いのか?こっちは随分と暖かくなって過ごしやすいいい季節になってきたぜ。学館も卒業したり新しく入学してきたヤツもいたりで、顔ぶれは変わってきちゃいるが、昔と同じように恙無く日々は流れている。お前みたいに無謀な挑戦をしてくるヤツは今はいないけどな』[書かれた文字に対して、隣にいて会話でもしているようにすらすらと文章を連ねてゆく]