[閉ざした視界の向こうで剣が交わり肉を絶つ音が、離脱の戦線を描いていた>>405。馬上の揺れを感じながら意識の絆を繋ぎ止める作業。やがて馬が足を止めた気配>>438に、ゆると双眸を薄く開く]…ここまでで、いい…――。 だからおまえは、早く自分の仕事に、 戻りやがれ。[ずり落ちるように馬から降り逃げようとした――…]