ありがとう、優しいんだね、レトは。[失望でも厄介払いでも、嫌いでもはないと、彼に笑顔で]私もレトのこと好きだよ。こんな形でだけども、あえて嬉しかった。[血肉に塗れた時間の中で、奥底でセピア色に色あせていった記憶のかけらのひとつ。ディークがそれを守ってくれた人ならば、彼はそれを掘り起こしてくれた人なのだろう]