人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


ウルケル海軍少尉 シュテルン

― リオレ島西方海域・上空 ―

[海面に尾を引き、舞い上がる。
気流を捉え、機体を安定させるまでは口を真一文字に引き結んで意識を集中させた]

 ……さぁて。

[風の感触の変化を捉えた所で、表情が、変わる。
他者がいる所では抑え込んでいるものが零れていた]

 気合、入れないと、ですねぇ。

[声音もほんの少しだけ、低いもの。
あの時に感じたものはずっと燻ったまま、熾火のように内に残っている。
前線に戻る事を選んだのも、こうして先行する事を選んでいるのも、それに拠るところが大きい。

とはいえ、その赴くままに無茶や無謀をする気はない、が。

一応]

(449) 2015/11/04(Wed) 22:50:41

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