人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍副将 マーティン

 クレステッド、な、

[心の裡の声が、口にそのまま零れた。
>>437 橋の北側、その入り口を塞がんとばかりに立ちはだかる一群。
その先頭に立つは、あの銀灰の剣士。]

 そいつァ、
 クレステッド・フォラータって奴かい?

[続く声は、心の裡には乗せずに紡がれた。
視界の先、まだ距離はあるものの、彼の姿がはっきりと見とめられる。
向こうからも、2メートルもある自分の巨躯は、確認することが出来ただろう。
視線が重ねれば、好敵手を見つけた歓びに、目を輝かせる。]

(447) 2016/02/14(Sun) 17:16:10

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