[ジルが遠ざかり、そして白も追うように出て行く。 引き止めはせず見送るのみ。 黒……かなめと名乗った少女と、サシャは知り合いのようだが聞かなかったことにしておこう。 そうこうしてるうちに、サシャがなにかに気づいたようだ>>436。 闇刈人も耳をすませば、確かに異音が聴こえてくる。]例の、かもな……。行こうか?[視線にこく、と頷けば。 真っ先に動いたのは黒の少女。 消えてゆく姿>>440にほぅ、と小さく呟きながら大鎌を生成し、サシャより先に駆けていこうと。]