>>384ジル[ジルの言葉を聞いて、撫でていた手の動きが一瞬だけ止まる]…こっちは、来ちゃいけない世界だ。[どれほど嫌だと叫んでも、望まずに来てしまう者も少なくないけれど]命の危険に曝されることになる。お前になにかあったら大変だろ。 [お前には大切な家族も、友達もたくさんいるだろう。そいつらを悲しませたりしちゃいけないから][自分を気にかけてくれての言葉だとしたら、その気持ちがジルを危険に曝しているのかと―――自分自身に叱咤すると共に、無意識下に広がるのは嬉しさだったかもしれない]