痛ぇ!![刺さった。が、浅い。浅いと信じる。だから残った両手はそのまま左右に振った]くああああああっ!![悲鳴か怒声か、自分でもわからない声をあげて叫ぶ。同時に跳ねるように飛ぶのは騎士の首。左右で交差するように両手の手甲の刃でその首を飛ばしていた]