[信頼の言葉に、さらに事務的な報告が重なる]「指揮官は私ではない。流石にこの身では足手纏いになる故―― 若くいきのいいものに、団長職ごと譲る。 発表は明日ということにしてはいるが――卿のよく知る男じゃ。 もったいぶったのは、準備があるとかいろいろとの…」[そう、あれの相手は疲れるといわんばかりにため息をついた*]