あぁ、それでも―私が先にいなくなるのならば、貴方だけは生き延びて…[耳元でそっと告げたならば、そのまま身体を寄せて、頬へと唇を落として]大好きだよ。だから、貴方は私をどうか憎んでいて[それは自分に対する憎しみでもあったか残酷なそれに返ってくる言葉があったとしても、そのまま口を塞いで、聞かないようにと]……ごめんね?[それが、我が儘なのも知っている。でも、貴方が憎んでくれるのであれば、私はそれだけで生きていけるとそう告げて]―共に夜明けを迎えるだろうか―