真実を見つけるのは、いつだってそなたのように客観視点を喪わない者と相場は決まっておる。我は憎まれても仕方がない、お前にはその資格を有しておる。……だが、もう止まることは出来ないのだ。何があっても。[部屋を出た直後、仲間がいる方向へ視線を向けて、”我の役目は果たした。”と告げたあと、着替えるために1階の脱衣所へ向かった。妹は、パメラは。自分がこんな騒動を起こしたせいで死んだのだ。だから今夜ばかりは、獣としての食事をする気には到底なれない。*]