[そうして自分の分と、洗い場にたまってる皿を適当に洗って(ちなみに皿洗いは慣れっこです)から、その場に顔見知りがいれば挨拶をして、俺は厨房を出る事にした]
あー、今夜の寝床どうしよう。
[厨房から食堂を突っ切れば、もう俺を追い出した連中の姿はなかった。
寝床なし確定、オメデトウ俺。
無表情で呟いたその時、行き違いになった兵達が帰港先の変更>>#11を話しているのを耳にして、思わず立ち止まってしまった]
おいおい、ウィッカー港じゃろくな補給も受けられないし、ビスマルクの修繕も覚束無いんじゃないのか。
……っと。そういや。
[ローレルがアトマルク近くの工廠所属>>370なのは技術科所属の工作兵なら一応頭に入っている事で。
妹の様に思えた少佐の事がふと気にかかり。彼女の姿をどこかで見る事が出来ならば、一声かけていただろう**]