だが…。万一のとき、お前が生前行ってきた事と、死体と、不名誉は、最大限使わせてもらうぞ。[トゥーレーヌ公は敵将官と通じていた可能性―――。結末がどうであれ、その事実は残る。公国側も切ることの出来る手札はそう簡単には捨てないだろうと踏んでいた。]