っ、うぉ、 りゃぁぁああッ―――……!!!![2メートルもある巨躯を生かし、マーティンはツェーザルの身体を背負い投げした。頭突きを喰らわせ合うほどには詰まった距離だ。襟元を掴むのは、容易い。首元を掴み、そのまま勢いよく前へと重心を傾け、放り投げる。上手くいっただろうか、若しその身体が宙へと舞ったならば。悲鳴をあげる全身に鞭を打って、マーティンは戦斧を掴んで。]