>>399 カナン大根叩きの刑……一撃で仕留めるつもりがないあたりなかなか、残酷な刑ではないか。嫌いではないぞ。さて、この舞台の上に立つ獣はどうなるだろう、眩き焔を呑む狼か、炎に呑まれ焼かれる獣か―――君の運命と共に見守っている。わざわざ私が、出る必要もないか見定めてやろう。君がそう言うのなら信じよう。君のような人が幾らでもいる、ということをね。綺麗なものを愛でることは必ずしも綺麗と同一ではない、か。ふむ、面白いことを言うな……人間に学ぶことがあるとはな。