人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 幸久 フェリクス

[緩慢な所作で起こす瞼と注ぐ胡乱な眼差し。>>437
折角の機会を台無しへと変えたのは己だが、
続いた言葉に更に双眸眇め、口角が無意識の内に痙攣。]

 ――――…やはり、琉璃のうっかりは治らなくて良い。

[ガリ、と奥歯で噛み砕いて拡がる桃の味。
甘たるい香料が秋桜の仄香に勝り、飴玉を噛み潰す稚気を披露。]

 ………、

[そうして、差し挟む無言の一時。
苦笑見せる妹の顔貌を眺め、再び隣に並んで足を踏み出した。]

(439) 2014/10/25(Sat) 04:07:33

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