退場はぼくか。まぁそうなるよね。
[諦めたように溜息をつく。]
で、ぼくは部屋で反省文300枚書きながら謹慎してればいいの?それともエレオノーレが言うように星の夢に行かなくちゃいけないのかな?
[アプサラスの切なそうな声が聞こえた気がしたが、視線は合わせず、エレオノーレのところに駆け寄り、昨日切り取ったアデルの遺髪をそっと手渡す。]
ぼく謹慎みたいだし、きみに渡しておくね。お別れの時間あまりつくってあげられなくてごめん。
[ICレコーダーに向きなおり、淡々と自分の考えを録音していく。ぼくが謹慎となっても、ぼくの考えは残る、よね・・・。]