― 厨房 ―[パウンドケーキを焼き始めれば、住人でもある客人の声>>422] はい、おかえり。[かちゃりと厨房の扉を開け、ディーターを迎える。][天気が、と言われれば窓越しに空を見上げて] あら、いつの間にか、お天道様が隠れちゃったんだねぇ……空も暗くなってきてるし。 ま、降るにしても小雪程度だろうけど、何にしたってお天道様が出てないと冷えちゃうからね。 暖炉の薪を増やしといた方がいいか……[おやつの準備やらに追われているうち、随分時間が経っていたようだった]