人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


帝国軍大佐 ジェフロイ

― 回想・卒業の後 ―

[手紙の内容は簡素な物だった『決着をつけよう。』そして場所。]

…逃げずに来たな、トール。

[この時初めてトールのロッカーに手紙を入れる、などという古典的な方法を使って(使い方次第で傍から見たら意図を間違われる方法だが、この時は頭になかった)トールを呼び出したのは、学校から少しはなれた川のほとりだった。

決着ではあるが殺し合いではないので、
手にしていたのは二振りの木刀だった。
その一つをトールへと投げて渡す。]

ルールは無用…と言いたい所だが、顔は避けるぞ。
折角卒業したってのに、
顔に傷作って本国に戻るのはお前も本意じゃねぇだろう。

[そう一つだけ取り決めをして。すぅと息を吸い込んだ。]

(437) 2013/06/22(Sat) 16:55:33

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