人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

[ 大きく翼を広げた猛禽にも似た、アレイゼルの軍が、凪いだ水面のように動かぬクレメンス軍に襲いかかる。熟練の騎兵200と、勇猛果敢な歩兵1500は、さながら獲物を屠る大鷲の爪。>>412
鋭さと、力強さを内に秘め、大地を揺らし、風さえもその唸りの内に巻き込んで、凪の海を嵐の波涛に変えんとする ]

[ しかし、その爪が、水面を揺らすその前に、漸くにして、男は第二の命を発した ]

開け!

[最初に動いたのは防御陣の最後尾に在った、弓隊。両翼に四列ずつとなって別れていた二隊が、二列となって横に広がり、更には中央を守っていたはずの一隊までも、左右に別れて背後に入り、両翼に四列の配置と変化する。

列が整うと同時に、襲い来る猛禽に向けて一斉に放たれる矢の雨]

(436) 2015/03/15(Sun) 22:35:09

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