人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍少佐 ウルズ

― 前庭海域中央/第三隊 巡洋艦ヘイゼル ―

[それは戦場にこれ以上進むなという無意識の警告でもあり、
あいたいという言葉にできない願いでもあった。

ガアアアンという耳を打つ金属音に、めりめりと剥がれるような音が重なった後、爆発音が続く。とうとうボイラーが悲鳴を上げ黒煙をまきちらしていた。]

…。

[中に戻れという部下を振り切り、甲板の船首近くに居た身体は奥へと飛ばされ。
激しく壁に背を撃ちつけながらも、まだ息はあった。]

う……。

(436) 2015/11/10(Tue) 04:44:48

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