[頭上から投げかけられる言葉が困惑している様な気がする。いや、困らせている。確実に。けれど](こころのおもむくまま、だもの)[額をすり、と胸元に擦りつけたまま、おっかなびっくり背中の着物を握りしめた]ごめんなさい。ごめんなさい…困らせてるの、わかってます。けど…もうちょっとだけ、こうしててもいいですか…?[きゅっと目を瞑って真っ赤に染まった顔を隠す。背中に回した手は震えが止まらなかった]