[嬉々としたフェリクスの瞳から輝きが失われる瞬間を見た、気がした] ……流石?[何故賞賛されているのか、その理由が解らずに首を捻り。幸か不幸か、味覚が一般的ではない事実に気づけていない。] そうか。 ――妙な考えを起こさねば良いが、な。[ディークとオズワルド、どちらが反逆や脱走を試みたとしても己は彼等を生かすつもりは無かった。無論それは、王子の為だとか、Esの体裁を保つ為ではない。一見理性的な内容の言葉であれど、愉しげな気配も隠しきれていないかもしれないが]