人狼物語−薔薇の下国

184 吸血鬼の共存試験


息女 アイリ

[壁に凭れ動かなくなった相手を暫し見据えて、踵を返しかけ。
ふと向き直り、フードの奥をじ、と見つめる]


 そう、もう一つ思い出したわ。

 ここまで運んでくれたのは――きっと、あなたよね?
 あまり力があるように見えないから、気づかなかったけど。

[詰め寄った時に仄かに嗅ぎ取ったのは、覚えのある甘い香]


 …ありがと。色々と。

[庇われた事も言外に含め直し、再びその言葉を口にした**]

(436) 2014/05/04(Sun) 05:33:11

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