―未来へ(カレルとジェフロイと)―
[カレルとジェフロイの会話を微笑ましそうに聞く。
途中、ジェフロイの素直さに戸惑う彼に、見守る形で返した。>>430
と、自分の手をジェフロイに預けられ、目を見張る。
続けられた言葉に、微かに目を伏せた。]
……そうか。一緒に連れて行ってはくれないんだな。
[あまりに少なかった時間に落胆を覚えるが、永遠の別れとは、信じない。信じたくない。
カレルに向き直る。]
行っておいで。お前が望むように。
そして、俺の言葉を忘れないでくれ。>>287
――ずっと待っている。
[哀しみは隠せなかっただろうが、それでも自分が出来る精一杯の笑顔で、送り出そうと、決めた。*]